シューズのプロ藤原さんにアドバイスをもらって来た話③
こんにちは、ずぼランナーです。
今日も引き続きカリスマシューフィッター藤原さんにシューズ選びのコツを教わって来た話の第三回。
教わって来たことを自分なりに噛み砕いて、3つのポイントに絞ったうちのまだ1つ目です。
①「自分の足の形を知る」の続き。
前回はシューズの幅が合っているかをチェックする方法をご紹介しました。
今回はシューズの長さをチェックする方法です。
シューズを履いて、つま先の部分をぷにぷにっと押して余裕を確かめるよりも簡単で確実にサイズを合わせられる方法があります。
それは、シューズからインソールを取り外し、足を乗っけてみる。
これだけ。
よく、つま先の余裕は○cmが良いとかいいますが、ちゃんと横幅がピッタリ合っているシューズであれば0.5cm~1cmくらいで良いそうです。
↓これは、まぁまぁ合ってるズームフライ。
↓これが、昨日ご紹介した足幅よりシューズの幅が広かったpuma speed 300 v2。
余長が1cm以上、つまり大きいです。
つま先の余長が長いと、前後にぶれる量も増え、走った時にかかとに隙間が出来て無駄な力を使う原因になるので、ある程度の締め付けが必要なのだそうです。
同様に、足に対して幅が狭いシューズの場合も、きついのでつま先の余長を長めにとってしまいがちになります。
あと当然ですが自分の足は○cmだっていう先入観も良くありません。
サイズの設定は、メーカーによって違いますし、意外と知られていないのは同じメーカーでも年やモデルによっても違うそうです。
だからよく、「ナイキは俺の足には○cm」「アディダスは俺の足には狭い」なんていうのも間違いだそうです。
実際、普段履きが27.0cmのわたしに藤原さんが持ってきてくれたジャストフィットシューズは、ミズノのウェーブライダーで26.5cm。アディダスのエナジーブーストで25.5cmと、サイズ表記で1cmもの違いがありました。
ちゃんと、横幅の合ったシューズであれば余長0.5cmくらいでも充分適正サイズになりますので、普段履いているシューズよりワンサイズくらい小さくなるんじゃないかと思います。
藤原さんの凄いところは、世の中に流通している殆どのシューズの形や大きさが頭に入っていて、瞬時に提案するシューズの候補が出てくるところ。それも単一のメーカーだけじゃなくて、大手からスモールシェアのメーカーまで横断して提案出来る人は日本にも数えるほどしかいないんじゃないでしょうか。
一度、どうやってシューズのサイズや形を頭に入れてるんですか?って聞いた事がありますが「自分で履いてみてる」だそうです。
うーん、一つの道を極めるって凄い。
スポリートというメディアを始めて感じたのは、取材することの大切さ。
最初に立ち上げたときは、よくあるクラウドソーシングで記事を沢山作ればよいと思っていましたが、作っていくうちに中身がスッカスカの記事ばっかりになってしまいました。
そうやって引用元もよく分からない不確かな情報がネットの海に拡散されていくのに耐えられなくなって専門家に取材するようになって、いかに世の中に都市伝説みたいな常識が蔓延しているか知りました。
これからも、専門家から自分の耳で直接聞いてきた話を中心に投稿していきますので宜しくお願い致します。
次回はようやく3つのポイントの2つ目。
②体の癖、走り方の癖を知る
です。
次からは、もう少しサクサク進みます。
多分進むと思う。
進むんじゃないかな。
ま、ちょと覚悟はしておけ。
しあわーせはーーー
ふーーーたーーーりでーーー
つづく